4月といえば昇給や昇格の時期ですよね!
この春から新しいポジションで頑張っている人もいれば、私のように昇格試験に落ちて凹んでいる人もいるかと思います。普段仕事頑張ってるのに上がれないし昇給もしない・・・という悩みや不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで私がこのブログを始めたキッカケでもある昇格試験について私の体験も交えてお話したいと思います!
「落ちたのは〇〇が悪いからだ」「来年は〇〇をすれば絶対受かる!」という記事ではなく、タイトルにもあるように副業や転職など「他の事に力を使う」ことを勧める記事となっていますので、同様の経験をされ悩まれている方のお力になれればと思います。
院卒だと最速8年、大卒だと10年で係長まで上がれるようです。そして主任に上がるまでに2回昇格試験があります。(係長や管理職の試験については平社員には公開されていません。)
今回私が受験したのは入社2年目の昇格試験です。(一応受験の意思は事前に問われますが、断る人は基本的にいません。)
この昇格試験は筆記試験と小論文によって合否が決まり、いずれも合格基準に達していないと合格できません。受験資格は図に示したようにその等級に在籍した年数に達しているかどうかとなっています。合格率は公表されていませんが、社内では「そうそう落ちない」くらいの認識なので7~8割くらいはあるのだと思います。
そしてそんな「そうそう落ちない」試験に落ちてしまったのが私です。
詳細な結果は管理職に伝えられているため、結果を聞いたところ小論文で落ちていたとのことです。
ここまでの話だと「私の書いた小論文が悪かったから来年頑張ろう!」で終わるのですが、この小論文作成の過程を考えるとそう割り切れるものではなかったのです。
小論文は筆記試験の実施日に「事前に書いたものを提出する」という形式となっているため、お題は約2ヶ月前に発表されます。この2ヶ月の間に受験者は必死に内容や構成を考えるのではなく、所属している部署の管理職にチェックをしてもらっています。
(人事部からの指示はないので、いわば暗黙の了解というものです。)
そして私の部署では、試験の3ヶ月前(お題発表前)から部長に小論文の指導をしてもらうのが恒例となっています。「お題が出る前から指導?」と思われるかもしれませんが、論文のお題が毎年ほぼ似たようなものであるため、部長からは「大体こんなお題だから、こういう文章を書け」と指導を受けるわけです。
そこから論文を書いてひたすら指摘事項を修正してまた提出して・・・という作業をこの期間延々と行うわけです。途中で文章を全てひっくり返されたりもしながら試験当日1週間前にやっとOKをもらえました。後は試験当日に提出して合格発表を待つだけのはずだったのですが、結果は不合格であり「論題を正しく理解できていない」という指摘が返ってきたのです 😯
要は書いてる内容とお題が合っていないということですね。しかし同じ指導を受けて同じような構成で小論文を書いた同期は受かってました。(人事部はどうなってるんや・・・)
急遽部長に面談をお願いして理由を聞いたところ「お題に書かれていると特定のキーワードが入ってればよかってん」と言われたのですが、私からすれば
「お題発表前からフライング指導をしておいてそれは無いやろ」
と思います。まあ私も指導の際にお題との関係性を聞いておけば防げたかもしれませんが。
しかも面談で「俺毎年のお題知らんねん」と言われこれまた口が開きっぱなしです。(実際は落ち込んでいて口を開ける気力もなかったのですが)
ここ数年その部長の指導で落ちた人がいなかったのも災いして、誰もお題を意識していなかったのでしょう。結局慰められつつも「一本気な性格の悪い所が出てしもたんかな」と私の性格に関しても言及されて面談を終えました。